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九 州・沖縄エリア


沖縄本島 7月 砂辺ポイントの辺境

いっしょくたにするにはちょっと失礼な地域ではあります。沖縄といえば日本で最もダイビングが盛んな地域であり、九州だって個性的なポイントをいくつも 持っています。
それでもいっしょにしているのはひとえに私のネタ不足からです。

今のところ、この地域の印象は、なんというか「わかり易い美しさを持つ海」って感じです。たくさんのサンゴが形作る複雑な地形と、そこにひっそりと暮らす カラフルな小魚や小生物たち。もちろんそれだけじゃないんだけれども、これらの積み重ねが作り出すわかりやすい美しさってのがこの海の魅力に思えます。


石垣島 10月

こーんな感じです。
でもこの地域の魅力はサンゴ礁ばかりでもないのですが。




鹿児島 奄美諸島


沖縄と並ぶ、珊瑚礁に囲まれた国産リゾート。
とは言っても実はメインである奄美大島には行ったこと無いのです。
諸島の南端でほとんど沖縄本島の側である徳之島と、大島の南側の小島群のあたりしか行ったことありません。

【徳之島】
徳之島は迷路のように穴ぼこだらけの「千間」などのポイントがあって、なかなか面白い。穴ぼこからエントリーして、岩の隙間を通って外洋に出る。
もちっとメジャーになってもいいような気もするんだが、羽田からの直行便が無いので割高になりがちなのが難点。あと、最近はサンゴが減少気味とか。

【奄美大島南部の離島】
奄美大島南部は、まだポイントとして未開拓なところが多くて、見事な珊瑚礁を見ることもできる。透明度も良くて、思わず呆然と言葉を失うような美しさで す。(あと、無造作にアンカリングしてサンゴをぼきぼきべきと豪快に破壊する漁師さん(^^; とかも見られましたが。今は見られないかもしれない)

【お楽しみ】
徳之島は珍しい「闘牛」を行なっている場所なので、時々「牛の散歩」を見かける。最初見るとちょっと驚く。

沖縄本島


【真栄田岬】
本島ではかなりメジャーなポイント。私が行った時は、ダイバーの8割くらいがアメリカ人でした。多分兵隊さん?
ポイントまでは、タンク背負ったままなが〜い階段を下り、しまいにゃ岩降り。帰りはその逆。ロッククライミング。
また、このポイントはツバメウオの群れで有名。しかし私が行った時は、群れではなくて見たことも無いほど巨大なのが一匹いただけでした。




【砂辺】
遠浅なサンゴ礁のポイント。水路を見つけられないと延々と浅場をさまよう羽目になります。
私が行ったときは透明度はいまいちでしたが、豊富なソフトコーラルが広がる海中風景は独特かつ圧巻。



【残波岬】

隆起サンゴの荒れ野を延々と延々と延々と歩くポイント。実は潜ってません。
でもまあ上の写真をみて想像してください。ここをタンク背負って歩くんですよ?
いずれ体力と気力とそれなりのメンツが揃った時に再チャレンジします。(何時だよ……)



【万座】

万座毛という観光地の奥に、なにげに面白いダイビングポイントがあります。
エントリーするといきなり30メートルのドロップオフ。壁も亀裂や穴が多くて生物も豊富、時には回遊魚も現れるようです。
海にたどり着くまでは若干のロッククライミングを強いられますが。でもそれを補ってあまりある魅力のあるポイントです。

【お楽しみ】
私はグルメというよりは悪食で何でも食う方なので、沖縄みたいに食べ物が濃いい場所は大好きです。
最初に行った時は、ガイドさん推薦の、国際通りの端にある「わたんじ」という飲み屋に入って、散々飲んで食ったがよく憶えていない。とりあえず美味かっ たっす。
国際通りにある「うたあしび歌楽座」ってところも面白かったですよ。ちゅらら萌え。

2006年に行った時には、ついにナマコの味噌炒めを食べることができましたが、念願の「うみほうみ」は見つかりませんでした。
また、kuroさんの手引きにより本島内セルフダイビングもやってみました。タンクを貸してくれたのは「シートピアプロ」です。
本州のどこよりも安い! 激安です。こんなに安くダイビングできる場所は沖縄本島だけです。どんだけ安いかはヒミツ。

【ナカユクイ】
恩納村の北のほうにあります。国道58号をひたすら北上し、お菓子御殿という謎の建物が見える直前に「ナカユクイ」の看板があります。
そこを左折すると、なんだかビーチぽいものがあるのですが、そのビーチの左端が実はダイビングポイント。
エントリーするとひたすら水面移動。延々と水面移動。100mくらい水面移動。ちなみに海に顔つけても何にも見えない。まさに鬼ポイント。
ショップなどはボートで来るそうですが、まあ確かにそっちの方がいいわな。

ただ、ポイント自体はサンゴありゴロタあり砂地あり、しかも真栄田岬を上回るツバメウオの群れありと、盛りだくさんです。
奥にある砂地(水深45mくらい)から立ち上がるロープ&魚網は圧巻。
透明度は50mあるかもしれないという、まさに宇宙空間ダイブ。

我と思わん方はぜひ行ってみては。


沖縄 慶良間諸島


【渡嘉敷島】
ケラマといえばおそらく日本一のダイビングリゾートでありましょう。ポイントの数、透明度、魚影の濃さ、サンゴの種類や規模と全部すごい。
渡嘉敷島はケラマの中でもずいぶんでかい島で、ポイントも死ぬほど多い。
しかし、この島で一番印象に残ったのは海ではなくて久米仙だったりする。美味すぎます。記憶なくなりました。あと山羊肉が食べられなかったのが心残り。

【お楽しみ】
居酒屋「シーフレンド」あたりで夜を過ごすのもよいが、真冬でなければ砂浜で過ごすのも良い。カニとネコがたくさんいます。
しかしそのまま飲みすぎて浜辺で眠ってしまうのはいただけないっす。

渡嘉敷島の情報は下記を参照。
http://www.asahi-net.or.jp/~ph8h-oosr/index.htm


沖縄 八重山諸島


八重山諸島は沖縄本島からさらに西に進んだ所にある、石垣島、西表島、黒島、竹富島などの島々です。
広い範囲でサンゴ礁が広がり、その規模やバリエーションの多さには驚きます。
生物の多さもすばらしく、特に石垣島のマンタポイントは世界的に見ても珍しい。

【お楽しみ】
石垣島は結構都会だったりします。
毎晩違う所で飲み歩いてましたが、まだまだ見ていないところがたくさんあります。

あと、海岸線に干潟が多いのが気になりました。カメラ持って粘ったら、珍しい干潟の生物が何か出そうな予感。

八重山諸島の情報は下記を参照。

http://breeze-ishigaki.com/



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