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カレ イ目 PLEURONECTIFORMES






ヒラメ  Paralichthys olivaceus

(左)石浜 8月
(右)神子元島 11月

釣りの対象魚としては超人気です。味も格別。
ダイビング中に彼らを見て思うのは、岩の上がなんでか好きだということ。1メートルほどのでかいヒラメが根の上に横たわっているのを何度も見ました。
右の写真は、神子元島のカド根で、イソギンチャク畑のような岩の上で撮ったもの。こんなにでかいのになかなか気付かない。
左のものは砂地だが、結構な大きさだった。釣り人の多い場所だが、こんなの釣れたら大喜びだね。
実家でこの写真をテレビに映して父に見せ、この画面とほぼ同じ大きさだと説明したら「なして捕ってこねぇの」とマジ顔で怒りだした。

マガレイ  Pleuronectes herzensteini

羅臼 4月

マガレイとは書いたものの、ぜんぜん自信ありません。
ウニの上に乗ってるので全然保護色の意味が無くなってます。


石浜 10月

ひっくり返してみないとマコガレイとの違いが分からないような気がします。
釣り上げると良く分かるんでしょうけど、マガレイは裏側に黄色い線があります。
ちなみに写真の個体はなかなかの大物。でも最初、砂地に居るときには気が付かなくて、上にでかいエゾニチリンヒトデを乗せてしまいました。
急に逃げ出したのでこっちもびっくり。


石浜 1月

得意の保護色っぽいところを撮ってみました。
冬場のカレイはでっかい。しかも美味しいし。ああ煮付け食いたくなってきた。


ババガレイ  Microstomus achne

仙台湾 大根岩礁 11月

おちょぼ口で目玉が出っ張ったカレイ。大きさは60センチくらいで、水中だと結構迫力があります。冬になると浅場に上がってきて、写真のように磯の岩場の 隙間に隠れています。
繁殖目的らしいですが。ちなみに宮城県の一部では、このババガレイを「ナメタ」と称して正月に食べる習慣があります。
なので、正月は値段も高騰するとか。

メイタガレイ  Pleuronichthys cornutus
メイタガレイ白化
黄金崎 4月

白化個体というらしい。真っ白なカレイ。
ぜんぜん保護色になっていないわけだが、君は生き延びることができるのか?

ウシノシタの仲間?

神津島 9月

これもものすごくわかりにくい。しかも小さいので、最初はなんかの虫にしか見えませんでした。

ベロガレイ  Plagiopsetta glossa
ベロガレイ
熱海 7月

カレイって砂地にばかりいるように思ってたのですが、岩礁帯にもたくさんいます。
以前は小型の個体が中層を泳いでいる姿も見たのですが。


ムスメウシノシタ  Parachirus sp.

川奈 2月

かなり小型のカレイ。ゴロタと砂地の境目あたりに多いようです。
本来は也公正なようです。


コウベダルマガレイ  Crossorhombus kobensis

(左、右とも) 川奈 10月

目と目の間がすごく離れているカレイ。最初見たときは絶対に奇形だと思いました。
あまり食用にはされないのだとか。


カレイの一種

(左、右とも)青海島 5月

両目が体の片面に寄っているのがカレイ目の特徴ですが、幼魚のころは他の魚のように、体の両面に目があります。
透明な体で、浮遊生活をしています。


青海島 5月

この個体は、目玉が体の片方に寄りはじめ、少しカレイっぽくなっています。
まだ中層を浮遊していましたが、まもなく着底するのでしょう。


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