前
に戻る 一つ上
topへ戻る
次
へ進む
NUDIBRANCHIA 裸鰓目
DORIDACEA ドーリス亜目
ALDISIDAE チシオウミウシ科
ACTINOCYCLIDAE アマクサウミウシ
科
ROSTANGIDAE イソウミウシ科
DISCODORIDIDAE ツヅレウミウシ科
DORIDIDAE ドーリス科
HOMOIODORIDIDAE ヤマトウミウシ
科
ONCHIDORIDIDAE ラメリウミウシ科
チシオウミウシ Aldisa cooperi
石浜 3月
背中の黒い点が見分けるポイントとか。春先の石浜では割とよく見かけます。あんま人気あるウミウシではないですが。
石浜 3月
この日は割と多くの個体を見かけました。上のように交接中の個体も。
石浜 1月
突進してくるアメフラシに触られてます。
「ひーー! 僕は食べ物じゃありませーん!」
食われはしませんでしたがこの後、無神経なアメフラシに蹂躙されてしまいました。
もちろん命に別状はありませんでしたが。
アマクサウミウシ
Actinocyclus papillatus
(左、右とも)八幡野 2月
八幡野ビーチの通称「アジ根」で見つけました。
なんというか地味、しかもでかくて可愛くない。まだ和名が無いのは、あんまり注目されないからでしょうか。
和名無しの状態でしたが、実はアマクサウミウシと同一だったようです。
イソウミウシ Rostanga orientalis
南勢 4月
はっきりいってどこがどうウミウシなのかわかりません。
ただ、よくみると身体の後部とおぼしき場所に鰓穴があります。しかし身体を固くして動かないので、やっぱりよくわからない。
夜行性なのでしょうか。
チシオウミウシとの見分け方は、背中の黒点の有無です。
南勢 4月
上の写真は、触角を立てているのでもうちょっとわかりやすい……というかやっぱ遠目にはわからなかったんですが。
ツヅレウミウシ Discodoris lilacina
(左、右とも)浮島 9月
夏の浮島のタイドプールを闊歩していました。地味な体色ですが、磯では結構目立つ大きさです。
歩く速さもなかなかのものでした。しかしこの狭いタイドプールでそんなにダッシュして、一体どこへ行くつもりだったのでしょうか。
マンリョウ
ウミウシ Carminodoris armata
志津川 11月
結構大きめのサイズのウミウシ。色が地味なので見過ごしがちです。
上の固体はカイメンの上にべたっと広がってました。
大瀬崎 3月
いぼいぼで人気無いですが、この無骨さがいいんじゃないですか。
そういえば上のヤマトウミウシ共々ウミウシカクレエビの宿主になることがあるようです。
雲見 4月
ひっくり返した、いわゆる裏側です。
別に意図してはがしてひっくり返したわけではなく、雲見に数あるアーチを潜り抜けた後私の目の前をふわふわとい漂っていたのです。
たぶん私か他の誰かのフィンキックにあおられて岩からはがれてしまったのでしょう。
クモガタウミウシと違って、腹側に模様はありません。
シモフリカメサンウミウシ Aldisa
albatrossae
八丈島 2月
イボウミウシに似てるけどイボウミウシの仲間ではありません。
背中の模様がカメみたいなのはわかりますが、「カメサン」……。
ちなみに上の写真、右下にアンナウミウシ(Chromodoris annae)の子供? みたいなのがいます。
キスジカンテンウミウシ Halgerda
diaphana
八丈島 2月
旧八重根の水路にある、岩壁の亀裂の中にいました。ライトを当てるとくっきりと浮かび上がる様がすごくきれいでした。
コンペイトウウミウシ Halgerda
carlsoni
(左、右とも)沖縄本島 7月
「金平糖」の名前にふさわしい外見のウミウシ。いずれもちょっと深場で見つけました。
右の個体は真栄田岬の一番下の砂地の向こうにある根で見つけたものです。エラも触角もびんびんに伸ばしてます。
ゴマフビロードウミウシ Jorunna parva
(左、右とも)石浜 8月
なかなか見かけないのですが、なぜか2005年の8月に石浜に大量発生しました。
しかし見かけたと思ったらやっぱり交尾して産卵してます。
ちなみに「ビロード」でも「ビロウド」でもよいとか。
志津川 8月
交接中の個体です。結構大きいサイズでした。
上の石浜で撮った産卵中の個体はかなり小さかったので、やっぱり一生の間に何度も交接して即産卵するような生活をしているのでしょう。
黄金崎 6月
伊豆にもいるのですが、写真に撮ったのはこれが初めてです。
かなり小さいため、幼態かと思われます。
黄金崎の砂地の真ん中にあるケーソンに付いていました。
エゾカスリウミウシ Diaulula
sandiegenis
石浜 2月
ホルスタイン模様のまさに海牛、と某知床の写真集に出てました。ちょっとブチが小さいし、地が黄色いが、そう見えなくも無いかも。
以前、ダイビングが終わった後にサービスで大福とお茶をごちそうになったことがありましたが、その時の大福が、ちらほらとあんこが黒く透けて見えていて、
このウミウシっぽいと話題になってました。
羅臼 12月
非常に久しぶりに写真を撮りました。「エゾ」と名は付いていますが、東北のほうが多いようです。
ちなみに女川の個体はやや黄色がかっていますが、羅臼で見るのはこのように白っぽい個体が多いです。
ネズミウミウシ Platydoris tabulata
南勢 4月
ぱっと見はぜんぜんウミウシに見えない。むっちゃ地味な模様のウミウシです。
身体に触角を格納できる穴があり、上の写真でも左の触角を身体に引っ込めています。
伊豆海洋公園 10月
何気なく転石の下を見たら、久しぶりにおりました。
しかし最初はヒラムシだと思ってたのですが、よ〜く見たら鰓がある、触角もある。こりゃウミウシでは? と思ったら本種でした。
かなり小さい。幼体と思われます。
クモガタウミウシ Platydoris speciosa
浮島 9月
結構大き目のウミウシ。上の写真は、浮島ビーチのムーンビーチ近辺。
岩からはがしてしまったので、うねりの中で写真を撮るのは大変でした。
大きいぱっと見ウミウシに見えないので、なかなか見つけにくいと思われます。
ヤマトウミウシ Homoiodoris
japonica
大瀬崎 3月
なんか活性が低くてなかなか身体や触角を伸ばしてくれませんでした。この写真でも触角が片方しか出てません。
南勢 4月
産卵中の個体です。写真が縮小してあるので見にくいですが、卵の近辺にツノヒダミノウミウシが5個体ほどいます。
産んだそばから食われていくという、なんだか凄惨な光景です。
女川 竹浦 7月
竹浦の無人島の岸近くで見つけました。
子供の頃、磯遊び中に見つけた記憶はあるのですが、東北でダイビング中に見つけたのははじめてです。
結構小さな個体でした。
ミツイラメリウミウシ
Diaphorodoris
mitsuii
大瀬崎 3月
大瀬の春先の風物詩、「ラメちゃん」。
ぽかぽか陽気の春の日、べた凪の湾内で、冷たい水温にちょっとびびりながら透視度3メートルくらいの春濁りの海に入り、千鳥前の浮き桟橋下でラメちゃんの
写真を撮る。ダイバーになれた喜びがこみ上げてきます?? (←こねーよ)
志津川 8月
夏の志津川でも見ることができました。しかし小さくて白いから、結構気をつけてアンダー気味で撮らないと、すぐ白飛びしちゃいますね。
川奈 5月
見つけたはいいけど小さすぎ。しかも穴の中にいるのでライティングが困難。
こいつは厳しい。でもまっ黄色です。
オンキドーリス・ヒストリシア
Onchidoris hystricina
志津川 4月
真っ白でイガイガしたウミウシ。草っ原を歩き回ると服にくっついてくるオナモミみたいな形です。
上の写真を撮ったときの志津川では結構簡単に見れましたが、今まで聞いたことも無い種なので、実は希少種なのかも。
前
に戻る 一つ上
topへ戻る
次
へ進む