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近海モノコレクション ギャラリー
コンテスト等で入選した類や、評判がよかった写真です。
入選作の著作権は主催者のものになってますが、営利ではない私的なサイトでの公開はOKのようなので載せてます。
2010年8月 宮城県女川町石浜
2012年度地球の海フォトコンテスト 地球環境部門入選
タイトル 「保育室」
ヨツメダコの抱卵シーンです。石浜にはウチムラサキガイなどの大型二枚貝が多く生息しているので、小型のタコたちも住処には不自由していないようです。
しかし、生きているタコを見慣れている人だと、この写真でタコだとすぐわかるのですが、見慣れていないと何の写真だかわからないみたいです。
この写真はマリンダイビングフェアで展示されましたが、見知らぬ人が「なにこの写真」と言った後、吸盤のある足を見て「あっタコだ」といったリアクションを取っていてちょっとショック。
2011年3月 北海道目梨郡羅臼町
2012年度地球の海フォトコンテスト ビーチフォト部門入選
タイトル 「氷海飛翔」
羅臼の観光船に乗って、初めてオオワシを見に行ったときの写真です。
あえて知床半島を背景にした後姿で。
しかしビートフォト部門だから海岸だけってわけでもないみたいですね。
ちなみに震災の1週間前だったりします。
2010年8月 宮城県女川町石浜
2011年度地球の海フォトコンテスト 自由部門入選
タイトル 「papillon」
女川では珍しく、成体のホウボウに出会い、さらにラッキーなことに真上から撮れた写真です。
女川で撮られた最後の入選写真となるのでしょうか…? はたして。
2010年8月 静岡県西伊豆町浮島
2011年度地球の海フォトコンテスト ビーチフォト部門入選
タイトル 「夏への入り口」
浮島ビーチは本当に大好きで年に一回は行かないと気が済まないと言いつつ今年(2011)は行ってないのですが、いわゆる水上トンネルの写真です。
2009年3月 北海道目梨郡羅臼町
2009年度地球の海フォトコンテスト 自由部門入選
タイトル 「妖花」
浮遊もの定番の黒バック。あとは、傘を開くタイミングくらいです。気をつけたのは。
でかくて入りきらないという点については、「頭上の余白は敵だ!」理論に基づいてあんまり気にしませんでした。
水温0度で寒かったし。エアも残り少なかったし。
そして写真のプリントを見てから「これってホラー系で行けなくね?」と思って付けたのがこのタイトルです。
キタ「幽霊」クラゲだし、そういった幽霊的な、サンゴ礁に象徴される「楽園」的な美しさと対極に位置するような美しさがあると思うのですが。
ちなみに「妖花」とは広辞苑にも載ってる、伝統ある日本語です。
2009年7月 宮城県南三陸町(志津川)沖
2009年度地球の海フォトコンテスト 環境部門入選
タイトル 「地球漂流」
志津川沖、水深130mライン近辺の海面を漂う流れ藻の下に群れている、メダイの幼魚たちです。
志津川のショップの流れ藻ウォッチングツアーに参加して撮ったものなので、他にも同じ被写体を撮った人が何人か居られます。
なので、私が入選したのはたまたまでしょう。
しかし、四隅が豪快に光量落ちしてますね。雑誌で見てもこんなんなってるのは私だけのような。
タムロンワイドの味? でしょうか。もう開き直るしかないですね。光量落ちがあったほうがドラマチックだと。
2009年3月 北海道目梨郡羅臼町
2009年度地球の海フォトコンテスト ネイチャー部門入選
タイトル 「宇宙船」
トガリテマリクラゲがエビ食ってるところです。絞って(といってもf10くらい)バックを黒くするのは定番で、というかそれぐらいしか考えてませんでし
た。
そりゃあ羅臼でしか見られない、珍しいクラゲではあるのですが。
タイトルは、人類とは全く異なる技術で作られた「柔らかい宇宙船」があったらこんな感じ? みたいに思って付けました。
元ネタのSF小説があった気がするのですが、すいません思い出せません。
2008年8月 島根県島根町
2009年度地球の海フォトコンテスト 自由部門入選
タイトル 「オハグロベラの気骨」
島根半島で潜った時に、たまたま見つけたオハグロベラ同士の喧嘩です。
例によって勝敗は謎なのですが、それゆえに実は喧嘩ではなくてただの挨拶なのでは?
体育会系の兄ちゃんが「押忍!」とか言い合ってるのが傍から見ると喧嘩してるように見えるだけだとか色々想像しまして、まあ様々なタイトルを考えたのです
が、それでも何だかつまらないタイトルになってしまいました。
やっぱりタイトルはもっと思い切って付けるべきですね。
2008年10月 沖縄県石垣島
2009年地球の海フォトコンテスト ネイチャー部門入選
タイトル 「働き者」
テッポウエビが砂を放るタイミングは、別に狙ったわけではないのですが、出てくるのを待ち構えていたら必然的にこうなりました。
考えてみると当たり前ですね、彼らは仕事中なのだし。
石垣島は撮るものが多くて、本当に楽しい所です。
2007年12月 北海道目梨郡羅臼町
2008年度地球の海フォトコンテスト 自由部門入選
タイトル 「新作の和菓子」
アバチャンの写真はあちこちのフォトコンで見かけますが、丸まってるのは少ないと思います。やっぱ泳いでた方が絵になりますよね。
まあ、だからといって泳がすわけにも行かないのですが。
この写真は昼間撮ったもので、黒目がほぼ完全に消えてます。
あと、アバチャンは絞ってシャープに撮ると、しわしわに写って不気味なので、開放気味でちょっとぼかすか、露光オーバーで飛び気味にすると可愛くなるよう
な気がします。
とにかくこの風貌ですから、面白い写真にしたければ、どうにでも撮りようはあると思います。
しかしこの写真については、背景も地味だし被写体も尻尾巻いて寝てるだけだし、どうして入選したのか謎。
2007年12月 北海道目梨郡羅臼町
2008年度地球の海フォトコンテスト ネイチャー部門入選
タイトル 「無骨な愛」
カラフルな卵を、いかつい顔つきのオニカジカが守ってるってことで付けたタイトルですが、実際に展示されてる所を見たらなんだか小っ恥ずかしい。
しかもこのカジカの体色が今一で、画面全体が暗くなってしまってます。
PCの画面で見るとあんま違和感無かったんですが、雑誌に掲載された状態だと、何が写ってるのかわけわかんないです。
しかしこの卵の色、なんでこんなに違うんでしょうね? もしかしてクチバシカジカみたいに産み足しやってるの?
2006年12月 静岡県加茂郡西伊豆町 黄金崎海岸
2006年度地球の海フォトコンテスト ネイチャー部門入選
タイトル 「お邪魔してもいいですか」
タイトルはハナハゼが言っているものと思ってください。ダテハゼにしては迷惑かもしれませんが、しかし所詮どっちも居候なわけです。
EF100mmで、結構離れた位置から撮りました。
2005年11月 宮城県牡鹿郡女川町塚浜
2006年度地球の海フォトコンテスト 環境部門入選
タイトル 「繁殖と養殖」
縁あって養殖棚に潜らせていただく機会を得まして、撮った写真です。ホヤは郷里の名産品で、私の大好物です。
しかし実際の海中に生きている彼らは、人間の思惑を超えたたくさんの生き物たちの住処となっていました。
ロープに整然と並んだ「商品」とその表面に野放図に繁殖した生物たちの対比を表現したかった写真です。
企みが上手くいっているかどうかは謎ですが。
2005年3月 宮城県牡鹿郡女川町石浜
2006年度地球の海フォトコンテスト デジカメ部門入選
タイトル 「星とダンゴウオ」
水温7度、超寒い時期の石浜で撮った写真です。タイトルの「星」は、もちろんイトマキヒトデのことです。
天敵のアサヒアナハゼのいない時期に、恋を謳歌するダンゴウオたちの姿を撮りたかったのですが、なんか面白い顔の個体としてしか撮る事はできませんでし
た。
しかしこの写真、雑誌掲載時の印刷が泣けてくるほど汚い…。
2004年12月 パラオ ジェリーフィッシュレイク
2005年度地球の海フォトコンテスト 自由部門入選
タイトル 「PERSPECTIVE」
ジェリーフィッシュレイク、通称「クラゲ池」はどっちを向いてもクラゲだらけで、写真なんてなんとでも撮りようがあるのですが、水平方向を向いたのは特に
考えたわけでもない単なる思い付きでした。
つまり、クラゲのいない場所を撮ろうと。たまたまクラゲの密度が薄い部分を見つけてそこを撮ったのですが、上手いこと消失点っぽく撮れたので
「PERSPECTIVE」なんてタイトルを付けてしまいました。ああもちろんYMOも好きですよ(笑)
この写真はサンシャインシティのカレンダーに選ばれかけたのですが、データの解像度が低くて断られました。
ちなみに、雑誌掲載時の印刷がすごく良かった。
2004年8月 北海道目梨郡羅臼町
2005年度地球の海フォトコンテスト デジカメ部門入選
タイトル 「水の十字架」
タイトルがなんか寒っ(笑)
こんな風に真横から背景が透過した状態を、狙うには狙ったのですが、もっとクラゲの形が綺麗に丸くなってほしかった。
2004年1月 北海道積丹郡積丹町
2004年度地球の海フォトコンテスト デジカメ部門入選
タイトル 「RED」
真っ赤っかな積丹のアツモリウオです。これ、印刷すると背景が暗くなってしまし、赤と黒のコントラストがやたらと目立つようになりました。
そんでこのタイトルです。
しかし雑誌掲載時は赤がつぶれたような印刷になっていて、なんかがっかり。
2002年12月 宮城県牡鹿郡女川町
カサゴ目のタイトルにずっと使用していた写真です。
SONY Cybershot P1 + MPK-P1 + 24mmワイコン +
YS-90DX という、今にして思えばかなり無理のある器材で撮ったものです。
四隅が派手にケラレてますが、まあそれでもこの時代としてはましな方かもしれません。
しかしこんな装備で伊豆諸島や氷点下の羅臼まで行ってたのか。
ちなみにサイトのトップにあるイルカも、この時代に撮ったものです。